ストウブ ラウンドグリルの使い方|予熱・焼き目・焦げ付きのお手入れ

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「ストウブのラウンドグリルで肉を焼きたいけれど、予熱や油の量が分からない」「焼き目を付ける前に食材がくっついてしまう」。そんな悩みは、火加減と食材を動かすタイミングを見直すと整理できます。ストウブ ラウンドグリル(ピュアグリル)は、突起のある焼き面で肉や野菜に筋状の焼き目を付けられる鋳物ホーロー製のグリルパンです。基本は、弱めの火で徐々に温め、油を薄く塗り、食材を置いたらむやみに動かさないこと。この記事では予熱から焼き方、洗浄、購入前の選び方まで解説します。

ストウブ ラウンドグリルの使い方|予熱・焼き目・焦げ付きのお手入れ 商品写真1

ストウブ ラウンドグリルの全体。筋状の焼き目を付ける突起と、左右の取っ手が特徴です。

ストウブ ラウンドグリルの基本情報

写真の製品は、底面ラベルに「PURE GRIL 22CM NOIR」と記載されたブラックのピュアグリルです。同じ型番の現行公式商品ページでは23cm表記で販売されているため、商品を探す際はサイズ名に加え、型番とJANコードを照合しましょう。

ブランド

ストウブ(STAUB)

商品

ピュアグリル ラウンド/ラウンドグリル

型番

40511-520-0

JANコード

3272340021701

サイズ表記

写真ラベル:22cm/現行公式商品名:23cm

カラー

ブラック(NOIR)

素材・形状

鋳物ホーロー製/丸形・左右の取っ手

ストウブ ラウンドグリルの使い方|予熱・焼き目・焦げ付きのお手入れ 商品写真2

底面ラベル。商品名、サイズ表記、型番、バーコードを確認できます。

ラウンドグリルの特徴|焼き目を付けたい食材に向く

突起に接する部分に筋状の焼き目が付く

焼き面の突起は、食材との接触部分に筋状の焼き目を付ける構造です。ステーキや厚めに切った野菜の見た目を整えたいときに役立ちます。溝には食材から出た脂や汁が落ちるため、平らなフライパンとは接し方が異なります。全面に均一な焼き色を付けたい料理や、卵などを薄く広げる料理には、平面のフライパンも比較候補です。

鋳物の蓄熱を活かし、温まったら火を抑える

鋳物ホーローは熱を蓄える性質があるため、温まった後も強火を続ける必要はありません。煙や焦げを抑えながら使うには、食材の焼け方に合わせて火力を調整します。料理人目線では、焼き目を強火だけで付けようとせず、予熱と油、食材の水分をそろえることが大切です。

ラウンドグリルの使い方|徐々に予熱し、薄く油を塗る

1 初回はシールを外して洗い、油をなじませる

包装、リボン、内側と底面のシールを外し、本体を洗って乾かします。メーカーは初回のお手入れとして、内側へ植物油を薄く塗って弱火でなじませ、冷めた後に余分な油を拭く方法を案内しています。ホーローを焼き切ったり、煙が出るまで加熱したりする作業ではありません。付属の取扱説明書に従って行いましょう。

2 食材の表面の水分を拭く

肉や魚は表面の水分を拭き、野菜は厚みをそろえて切ります。水分が多いまま置くと、蒸気が出て焼き色を付けにくくなります。甘いたれや糖分の多い漬け汁は焦げやすいので、余分な汁を切り、必要に応じてたれを仕上げに加える方法も検討します。冷たい食材を一度に詰め込まず、食材同士に間隔を空けてください。

3 弱めの火で徐々に温める

本体の底に合う熱源を選び、弱めの火力からゆっくり温めます。IHのブースト機能や強火で一気に加熱せず、長時間の空焚きも避けてください。ガスの炎は底から大きくはみ出さないようにします。予熱時間は機器や食材で変わるため、油から煙が出る状態を目標にしないことが大切です。

4 突起部分に油を薄く塗り、食材を並べる

メーカーのグリルパン使用案内は、徐々に温めた後、突起へ油を塗って食材を置く流れです。耐熱性のある刷毛などで薄く広げ、溝へ大量に油をためないようにします。油を塗らずに使えるフッ素樹脂加工のフライパンと同じ感覚で扱わず、焼き面と食材が接する部分を整えましょう。

ストウブ ラウンドグリルの使い方|予熱・焼き目・焦げ付きのお手入れ 商品写真3

内側の焼き面。突起に油を薄く広げ、食材を間隔を空けて並べます。

5 焼き面ができるまで動かさず、裏返す

食材を置いた直後に何度も動かすと、焼き目が乱れたり表面が剥がれたりします。焼き面の状態を見て、木製や耐熱シリコーンなどの道具でそっと持ち上げましょう。強くくっついている場合は、力任せにはがす前に火加減と焼け具合を確認します。焦げるほど待ち続けるのも避け、必要なら火を弱めてください。

食材別の使い分け|厚みと仕上げ方を合わせる

ステーキは焼き目と中の火通りを分けて考える

表面に焼き目が付いても、中心まで火が通ったとは限りません。厚みに合わせて火力を落とし、レシピに沿って仕上げます。肉をへらで強く押し付けるより、焼き面の状態を見ながら返すことが大切です。厚い肉をオーブンで仕上げる場合は、製品の耐熱条件と庫内の寸法を先に確認してください。

鶏肉・魚は崩さず返し、中心の加熱を確認する

鶏肉や魚は表面の水分を拭き、無理にはがさず焼き面が整ってから返します。とくに鶏肉は焼き目だけで食べ頃を判断せず、中心まで十分に加熱してください。皮や身が繊細な魚は、返しやすい大きさに切り、広めのへらで支えると扱いやすくなります。

野菜は厚みをそろえ、重ねず焼く

ズッキーニ、なす、パプリカなどは、切り方と厚みをそろえると焼け方を確認しやすくなります。重ねず、突起に接するよう並べましょう。にんじんなど硬い野菜は、厚みによって下ゆで・電子レンジ加熱などの下ごしらえを食材側に行い、その後グリルで焼き色を付ける方法もあります。グリル本体を電子レンジへ入れる使い方ではありません。

くっつく・焦げるときの見直し方

くっつく:予熱不足、油の不足、表面の水分、置いてすぐ動かしていないかを確認します。

焦げる・煙が多い:火力が強すぎないか、油や脂、甘いたれが溝で焦げていないかを確認します。換気し、必要なら一度火を止めてください。

焼き目は付くが中が生:厚みに対して火力が強すぎる可能性があります。弱めの火で仕上げ、レシピに沿って中心の火通りを確認します。

一度に焼けない:食材を重ねて解決せず、数回に分けるか、広いサイズを比較します。

洗い方|冷ましてから溝の汚れをふやかす

普段は柔らかいスポンジと中性洗剤で手洗い

使い終わったら十分に冷まし、余分な脂を拭き取ってから洗います。熱い本体へ冷水をかけず、急激な温度変化を避けてください。中性洗剤と柔らかいスポンジを使い、溝に残った食材も洗い流します。金たわしや鋭い金属で削らず、汚れはぬるま湯でふやかしてから落としましょう。

頑固な焦げは重曹と水でふやかす

メーカーは内側の焦げに、水と重曹を入れて弱火で温め、冷めてから洗い落とす方法を案内しています。浅いグリルは水が蒸発しやすいため、吹きこぼれない量で焦げを浸し、加熱中の水位を確認してください。洗浄液がなくなるまで煮詰めず、ホーローを力任せに削らないことが大切です。

洗浄後は乾燥させ、必要に応じて薄く油をなじませる

すすいだら水気を拭き、取っ手の付け根や溝まで乾燥させて収納します。油なじみを整えるシーズニングは、メーカーの手順に沿って薄い植物油を弱火でなじませるお手入れです。毎回大量の油を残す作業ではありません。重ねて収納する場合も、内側を傷付けないよう保護しましょう。

メリットと注意点|焼き目を楽しめる一方、重さと洗浄の手間がある

向いているのは、肉や野菜へ筋状の焼き目を付けたい方、鋳物の蓄熱を活かした焼き調理をしたい方です。フライパンとは違う見た目の付け合わせを作る用途にも検討しやすくなります。

一方、鋳物なので持ち運びには重さがあり、長い柄のフライパンのように振って調理する用途には向きません。取っ手も熱くなるため鍋つかみが必要です。溝の汚れを洗う手間や、脂が落ちて煙が出ることも考慮し、換気と作業場所を確保してください。

軽さ、短時間での片付け、卵料理や炒め物などの汎用性を優先する方は、平らなフライパンも比較候補です。食卓へ出す場合は耐熱性のある鍋敷きを用意し、熱い取っ手を素手で触らないようにします。

購入前は焼ける面積・外寸・熱源を確認する

普段の肉や野菜が重ならずに並ぶか、取っ手を含む外寸がコンロ・シンク・収納に収まるかを確認しましょう。料理人目線では、直径だけでなく、一度に仕込む量と返すための余白まで見ることが大切です。

IHでは対応する鍋底の寸法と設置条件を機器の説明書で確認します。天板の上で引きずらず、持ち上げて移動してください。オーブンで使う場合も、庫内に取っ手まで収まるか、付属品を含む耐熱条件が合うかを確認します。

よくある質問

油を塗らなくても焼けますか?

メーカーのグリルパン案内は、予熱後に突起へ油を塗る方法です。食材の脂だけに頼らず、薄く油を広げてから使うのが基本です。

シーズニングでホーローを焼き切る必要はありますか?

ありません。ストウブは鋳物ホーロー製品です。メーカーの案内に従い、薄く塗った油を弱火でなじませ、冷めてから余分な油を拭きます。

食洗機で洗えますか?

メーカーは木製ハンドルを除く鋳物製品で食洗機使用を認めていますが、頻繁な使用は推奨していません。油なじみや仕上げを保つため、日常は手洗いを基本にし、製品の説明書を優先してください。

グリルなら炭火と同じ味になりますか?

筋状の焼き目を付けることと、炭火の香りを加えることは別です。グリルパンを使うだけで炭火焼きと同じ仕上がりになるとは考えず、コンロで焼き目と香ばしさを楽しむ道具として使いましょう。

まとめ|弱めの予熱・薄い油・動かしすぎないことが基本

ストウブ ラウンドグリルは、肉や野菜に焼き目を付けたい方に検討しやすいグリルパンです。徐々に予熱し、突起へ油を薄く塗り、食材を置いたら焼き面が整うまでむやみに動かさないことが基本。使用後は冷ましてから汚れをふやかし、溝まで洗って乾かしましょう。購入時はサイズ表記だけでなく型番を照合し、調理量・重さ・洗浄の手間に合うかを確認してください。

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    厨房用品、厨房機器、キッチン用品を幅広く取り扱う。店舗開店にも数多く携わっていますので商品に関する質問なども受け付けています。

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