| 商品(楽天) | ガス種 | 外形寸法(目安) | 焼き面寸法(目安) | おすすめ用途 | ポイント |
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焼き鳥コンロ 小(都市ガス 12・13A)036068009 |
都市ガス(12A/13A) | 幅39cm × 奥行14cm × 高さ15cm | ― | 小規模店・イベント出店の導入 | 省スペースで導入しやすい小型サイズ |
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焼き鳥コンロ 中(都市ガス 12・13A)036068008 |
都市ガス(12A/13A) | 幅45cm × 奥行14cm × 高さ15cm | ― | 開業直後〜中規模の標準機 | まず迷ったらコレ、回転率とサイズのバランス型 |
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焼き鳥コンロ 特大(都市ガス 12・13A)036068006 |
都市ガス(12A/13A) | 幅60cm × 奥行14cm × 高さ15cm | ― | 居酒屋・本数を多く焼きたい店 | 幅60cmで串本数を確保しやすい大型寄り |
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SA18-0 二本パイプ焼鳥器(大)LPガス |
LPガス | 幅598mm × 奥行138mm × 高さ148mm(全長710mm) | ― | 屋台・イベント・LP運用の定番 | ステンレス系で扱いやすく、LP前提の人に刺さる |
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タニコー ガス焼き鳥器 TYB-14G |
都市ガス / LP(両対応仕様) | W740 × D200 × H200mm | 焼き面:640 × 135mm | 店舗の常設・長期運用 | 業務用メーカー機で「耐久・安定」を重視する人向け |
結論|開業者におすすめの業務用ガス式焼き鳥器3選
業務用ガス式焼き鳥器は、店舗規模・ガス種・回転率で選ぶのが失敗しないコツです。
開業者の利用シーン別に、本当におすすめできる3機種を厳選しました。
① 初めての開業・小規模店舗なら
焼き鳥コンロ 中(都市ガス 12A・13A)
焼き鳥屋や居酒屋の開業直後に最も選ばれている定番サイズです。
サイズ・価格・焼ける本数のバランスが良く、「まず失敗しない1台」としておすすめできます。
- 省スペースで設置しやすい
- 回転率と火力のバランスが良い
- 価格が抑えめで初期投資を軽くできる
② 屋台・キッチンカー・LPガス運用なら
SA18-0 二本パイプ焼鳥器(LPガス)
LPガス運用が前提の屋台・イベント・キッチンカー向け定番モデル。
構造がシンプルで壊れにくく、移動販売や短期出店に強い焼き鳥器です。
- LPガス対応で屋外利用しやすい
- ステンレス系でメンテナンスが簡単
- イベント・屋台利用の実績が多い
③ 本格店舗・長期運用なら
タニコー ガス焼き鳥器 TYB-14G
業務用厨房機器メーカータニコー製の本格モデル。
毎日大量に焼く店舗や、耐久性・安定性を重視する人に最適です。
- 業務用メーカー製で耐久性が高い
- 焼き面が広く回転率が高い
- 常設店舗・長期運用向け
迷った場合は、店舗規模が小〜中なら「焼き鳥コンロ 中」、
屋外・移動販売なら「SA18-0」、
本格店舗なら「タニコー」を選べば失敗しません。
ガス消費量と1日のランニングコスト目安
業務用ガス式焼き鳥器を導入する際に、必ず確認したいのが ガス消費量と1日の運用コストです。 本体価格だけでなく、日々の燃料費を把握することで、利益計算が現実的になります。
■ 一般的な業務用焼き鳥器のガス消費量(目安)
- 小型タイプ:約0.25〜0.35kg/h(LPガス)
- 中型タイプ:約0.35〜0.45kg/h(LPガス)
- 大型タイプ:約0.5kg/h前後(LPガス)
都市ガスの場合は、約5,000〜7,000kcal/h程度が目安になります。 ※実際の消費量はメーカー仕様をご確認ください。
■ LPガス料金の目安
業務用LPガス単価:約600〜700円/kg(地域差あり)
■ 1日6時間稼働した場合のコスト試算(中型モデル)
消費量 0.4kg/h × 6時間 = 2.4kg
2.4kg × 650円 = 約1,560円/日
つまり、1日のガス代は約1,500円前後が目安になります。
■ 利益との比較
焼き鳥1本あたりの粗利を120円と仮定すると、
- 1日150本販売 → 18,000円粗利
- ガス代 約1,500円
- 差し引き 約16,500円
ガス代は売上に対して約8〜10%程度に収まるケースが多く、 しっかり販売できれば十分に回収可能です。
■ 都市ガスの場合
都市ガスはLPガスよりも単価が安い傾向にあり、 同条件で約1,000円前後/日に収まるケースもあります。 常設店舗の場合は都市ガス契約の方がランニングコストは安定します。
開業前に必ず、物件のガス種(LP or 都市ガス)を確認してください。 ガス種を間違えると使用できません。
保健所で見られるポイント|焼き鳥器設置前に確認すべきこと
飲食店開業時、焼き鳥器の設置は保健所の営業許可審査の対象になります。 事前確認を怠ると、工事や再申請が必要になるケースもあるため注意が必要です。
① 換気設備(最重要)
ガス式焼き鳥器は煙・油分を発生させるため、 適切な換気設備の設置が求められます。
- フード(換気扇付き)設置
- ダクト排気が屋外に出ているか
- 油煙処理フィルターの有無
特に居抜き物件では、既存フードが十分か確認が必要です。
② 不燃材の使用
焼き鳥器の周囲は不燃材(ステンレス板など)で保護されている必要があります。 木材むき出しの壁では指摘される可能性があります。
- 背面・側面の耐熱対策
- 床材が防火仕様か
③ 油受け構造
油が床に直接落ちない構造であることが重要です。 油受けトレーが取り外し可能で清掃しやすい設計が望まれます。
④ 手洗い設備との距離
焼き場と手洗い設備の動線もチェックされる場合があります。 調理場内で適切に区画されていることが重要です。
⑤ キッチンカーの場合
キッチンカーでは以下が特に重視されます。
- LPガスボンベ固定
- 転倒防止対策
- ガス漏れ検知器
- 排気の向き
自治体ごとに基準が異なるため、必ず事前に管轄保健所へ相談してください。
⑥ 事前相談は必須
厨房図面を持参し、焼き鳥器の設置位置を確認してもらうのが最も確実です。 設置後に指摘を受けると、追加工事で数万円〜十数万円かかることもあります。
開業前の段階で保健所へ相談することが、結果的に最もコストを抑える方法です。
1時間で何本焼ける?回転率の目安と計算方法
焼き鳥器選びで最重要なのは、見た目のサイズよりも「1時間で何本さばけるか」です。 開業後に「足りない…」となる原因の多くが、回転率の見積もり不足です。
■ 回転率の基本式
1時間の提供本数(目安)= 同時に焼ける本数 × 1時間あたりの回転回数
回転回数は「1回焼くのに何分かかるか」で決まります。
回転回数(目安)= 60分 ÷ 焼き時間(分)
■ 焼き時間の目安(ガス式)
- もも・ねぎま:7〜10分
- 皮・ぼんじり:10〜12分
- つくね:12分〜
複数種類を焼く前提なら、実務上は10分/回で計算すると安全です。
■ ケース別:1時間あたりの本数(目安)
① 小型(同時に10本焼ける)× 焼き時間10分
回転回数:60 ÷ 10 = 6回/時
提供本数:10本 × 6回 = 60本/時
② 中型(同時に15本焼ける)× 焼き時間10分
回転回数:60 ÷ 10 = 6回/時
提供本数:15本 × 6回 = 90本/時
③ 大型(同時に20本焼ける)× 焼き時間10分
回転回数:60 ÷ 10 = 6回/時
提供本数:20本 × 6回 = 120本/時
■ ピーク対応は「7割運用」で考える
実際の営業では、焼き上がり待ち・味付け・盛り付け・提供などのロスが出ます。
そのため、理論値の70%程度を実務上の目安にすると失敗しにくいです。
- 小型:理論60本/時 → 実務 約40本/時
- 中型:理論90本/時 → 実務 約60本/時
- 大型:理論120本/時 → 実務 約80本/時
■ 開業者向け:必要本数から逆算する
例:ピーク時に1時間100本出したい場合(実務値で考える)
必要な理論能力:100 ÷ 0.7 = 約143本/時
→ 10分回転なら、同時焼成本数は 約24本必要
つまり、ピークで100本/時を目指すなら中型1台では不足しやすく、
「大型1台」または「中型2台(焼き台分割)」の方が現実的です。
■ 回転率が上がる運用のコツ
- 塩・タレを焼き台で混在させない(焦げ・清掃ロスが減る)
- 種類で焼き時間を分ける(皮/つくね専用ゾーン)
- 提供のピーク前に“焼き置き”を少量作る(待ち時間が激減)
- 焼き台を2台に分けると、結果的に回転率が上がる場合が多い
焼き鳥器は「大きければ正解」ではなく、ピーク時の本数から逆算して選ぶのが失敗しない方法です。
サイズ選びの目安|幅45cm・60cm・74cmで何本焼ける?
焼き鳥器は「価格」ではなく幅(焼き面の長さ)で選ぶのが基本です。 ここでは代表的なサイズ別に、実際に何本焼けるかの目安を解説します。
■ 串の幅の基本
一般的な焼き鳥串は1本あたり約2.5〜3cmの幅を取ります。
安全な間隔を確保するため、1本あたり約3cmで計算するのが現実的です。
① 幅45cmタイプ(中型)
45cm ÷ 3cm = 約15本
- 同時焼成:約12〜15本
- 1時間理論値:約90本
- 実務値:約60本/時
小規模店・カウンター中心の居酒屋向け。
1時間50〜60本想定なら十分対応可能です。
② 幅60cmタイプ(大型寄り)
60cm ÷ 3cm = 約20本
- 同時焼成:約18〜20本
- 1時間理論値:約120本
- 実務値:約80本/時
客席20席以上の店舗やピークが強い店向け。
回転率を重視するならこのサイズが安心です。
③ 幅74cmタイプ(本格店舗向け)
74cm ÷ 3cm = 約24本
- 同時焼成:約22〜24本
- 1時間理論値:約144本
- 実務値:約100本前後/時
専門店レベル・行列店向け。
ピーク100本/時を目指すならこのクラスが必要です。
■ 失敗しないサイズ選びの結論
- 1時間60本以内 → 幅45cm
- 1時間80本前後 → 幅60cm
- 1時間100本以上 → 幅74cm以上
迷った場合はワンサイズ上を選ぶ方が安全です。 後から買い替える方がコストは高くなります。
焼き鳥器は1台で足りる?それとも2台必要?
開業前に必ず悩むのが「焼き台は1台で足りるのか?」という問題です。 結論から言うと、ピーク時の本数とオペレーション次第で変わります。
■ 1台運用が向いているケース
- ピークが1時間60本以内
- 客席15席前後の小規模店舗
- ワンオペ運営
- メニュー数が少ない
幅45cm〜60cmクラスで十分対応可能です。 初期投資を抑えたい開業直後には1台スタートが現実的です。
■ 2台運用が向いているケース
- ピーク100本/時を超える
- 塩とタレを分けたい
- 皮やつくねなど焼き時間が異なる串が多い
- 将来的に拡大を想定している
2台に分けると、 回転率が上がり、焦げトラブルも減ります。
■ 実は「中型2台」が最強な理由
幅60cmを1台買うよりも、 幅45cmを2台の方が柔軟性が高いケースもあります。
- 塩専用 / タレ専用に分けられる
- 故障時も営業継続できる
- ピークとアイドル時間で使い分け可能
初期コストはやや上がりますが、長期的には安定運営につながることが多いです。
■ 判断基準のまとめ
- 60本/時以下 → 1台でOK
- 80本/時以上 → 2台検討
- 100本/時超 → 2台ほぼ必須
焼き鳥器は「足りない」のが一番の失敗です。 迷ったら少し余裕を持った構成を選びましょう。




