この記事では、業務用ガス式焼き鳥器の選び方を
サイズ・ガス種・回転率・ランニングコストの観点から
体系的に解説します。
- 幅45cm・60cmで何本焼けるか
- LPガスと都市ガスの違いとコスト差
- 1時間あたりの回転率の目安
- 保健所で見られる設置ポイント
- 開業規模別の最適モデル
「どの焼き鳥器を選べば失敗しないのか?」を、
数字と具体例で判断できる構成になっています。
焼き鳥屋は1日何本売れば利益が出る?損益分岐点を具体計算
結論|小規模店なら1日120〜180本が黒字ライン
焼き鳥屋で利益を出すには、原価率よりも
1日に何本売れるかが最重要です。
小規模店(10〜15席)の場合、
1日120〜180本が黒字ラインの目安になります。
まずは前提条件を設定する
- 販売価格:1本150円
- 原価率:33%
- 粗利:1本あたり約100円
つまり、
1本売るごとに約100円残ると考えます。
固定費の例(月間)
- 家賃:120,000円
- 人件費:200,000円
- 光熱費:50,000円
- その他経費:30,000円
合計固定費:400,000円/月
損益分岐点の計算
400,000円 ÷ 100円 = 4,000本/月
営業日25日とすると:
4,000本 ÷ 25日 = 160本/日
つまり1日160本売れれば、トントンです。
利益を出すには?
例えば1日200本売れた場合:
- 200本 × 100円粗利 = 20,000円/日
- 月25日営業 → 500,000円粗利
- 固定費400,000円差引 → 月100,000円利益
300本売れれば利益は大きく跳ねます。
問題は「焼けるかどうか」
1日160本ということは、
ピーク時には1時間60〜80本焼ける能力が必要です。
焼き鳥器のサイズと回転率が足りなければ、
黒字ラインに届きません。
回転率とサイズ目安はこちらで解説しています。
👉
焼き鳥器おすすめと回転率
本数を伸ばす方法
- 幅60cm以上の焼き台を使う
- 塩・タレを分けて回転率を上げる
- ピーク前に軽く焼き置き
- 客単価を上げる(ドリンク比率)
まとめ|利益は“本数”で決まる
焼き鳥屋は難しい業態ではありません。
しかし、回転率と設備を間違えると黒字にならないのも事実です。
まずは1日160本を目標に設計し、
余裕を持った焼き台構成を選びましょう。
焼き鳥器選びをさらに深く知りたい方へ
用途・規模・予算によって最適な選択は変わります。
以下の記事で、目的別に詳しく解説しています。
ガス種で選ぶ
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LPガス式焼き鳥器のおすすめと注意点
キッチンカーや移動販売向き。導入スピードと設置自由度を重視するなら必読。 -
都市ガスとLPガスどっちが安い?
ランニングコストを数字で比較。長期運営ならここで判断。
タイプ・購入判断で選ぶ
-
卓上タイプ焼き鳥器の比較
幅40・45・60cmで何本焼けるかを具体計算。回転率重視の方向け。 -
焼き鳥器は中古でも大丈夫?
中古のメリットとリスクを冷静に整理。失敗しない判断基準を解説。
開業前に必ず読むべき記事
-
焼き鳥屋の開業費用はいくら?
小規模〜居酒屋規模までの初期費用を具体数字で分解。 -
焼き鳥屋の原価率はどれくらい?
30〜40%が目安。粗利と固定費の関係を明確に。 -
1日何本売れば利益が出る?
損益分岐点を本数で算出。黒字ラインを逆算。 -
焼き鳥屋の保健所基準まとめ
手洗い・シンク・換気など、営業許可で見られる重要ポイント。
