肉を焼いたあと、そのまま野菜と蒸し煮にしたい。ハンバーグや魚を重ねずに並べ、仕上げまでひとつの鍋で進めたい。そんな料理に検討しやすいのが、ストウブのブレイザーソテーパンです。深型ココットよりも浅く広い形で、焼く作業と煮込む作業をつなげやすいのが特徴。ふた裏には、蒸気が水滴になって食材へ戻るのを助ける突起があります。この記事では写真の28cm・グレーを中心に、基本仕様、料理への活用、24cmやピコ・ココットとの違いを紹介。重さや収納、お手入れまで、料理人目線で選ぶポイントを整理します。

浅い本体にドーム型のふたを組み合わせたブレイザーソテーパン。
ストウブ ブレイザーソテーパン28cmの基本情報
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項目 |
28cm グレーの仕様 |
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ブランド |
STAUB(ストウブ) |
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商品番号 |
40511-470-0 |
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種類 |
鋳物ホーロー製の浅型両手鍋 |
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材質と内面 |
鋳鉄/黒マットエマイユ加工 |
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直径と容量 |
28cm/3.7L |
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重量 |
約5.22kg(公式掲載値) |
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外形寸法 |
長さ36.1×幅28×高さ12.6cm |
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ふたを除いた高さ |
7.6cm |
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底の直径 |
22.2cm |
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対応熱源 |
ガス火・IH(100V/200V)・オーブン |
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電子レンジ |
使用不可 |
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食器洗い機 |
対応。ただし風合いを保つため手洗い推奨 |
寸法・重量はメーカー公式掲載値です。容量3.7Lは鍋いっぱいまで食材や煮汁を入れてよい量ではありません。調理量には余裕を持たせて使います。
ストウブ ブレイザーソテーパンの特徴
浅く広い形で焼いてから煮込む作業がしやすい
底に食材を並べやすく、トングやヘラを差し込みやすい形です。ハンバーグを焼いてソースで煮込む、鶏肉に焼き色を付けて野菜と蒸し煮にするなど、焼く工程のある料理で持ち味を生かせます。食材が重なりすぎる場合は分けて焼くと、表面の焼き色を整えやすくなります。

内側は黒マットエマイユ加工。食材を並べやすい浅型の形状です。
ふた裏のシステラドロップ構造
ふたの裏には、曲線状の突起が並んでいます。メーカーが「システラドロップ構造」と呼ぶ仕組みで、ドーム型のふたの内側に生じた水滴を食材へ戻す役割があります。ふたをして加熱する蒸し煮に役立ちますが、食材の水分量や火力に応じた調整は必要です。

ふた裏の曲線状の突起と、28・MADE IN FRANCEの刻印。
鋳物の蓄熱性で食卓まで温かさをつなげる
厚みのある鋳物の鍋は温まるまでに時間がかかる一方、蓄えた熱を保ちやすいのが特徴です。調理後に鍋ごと食卓へ出し、料理を取り分ける使い方にも向いています。グレーの外観は料理を引き立てやすく、盛り付け用の器も兼ねられます。食卓では耐熱性のある鍋敷きを使います。
黒い内面はホーロー加工
黒い内側は鉄がむき出しの状態ではなく、黒マットエマイユと呼ばれるホーロー加工です。油がなじみやすい細かな凹凸があります。ただし、フッ素樹脂加工のフライパンと同じ扱いはできません。油を使わず高温にすると焦げ付くため、火加減と油の量を整えて調理します。
どんな料理に向いているか
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料理の例 |
形を生かす使い方 |
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煮込みハンバーグ |
表面を焼き、ソースを加えてふたをする |
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鶏肉と野菜の蒸し煮 |
鶏肉に焼き色を付け、野菜を加えて弱火で仕上げる |
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魚介の蒸し煮 |
魚と貝、野菜を並べて加熱し、そのまま食卓へ出す |
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すき焼き |
具材を見渡しながら火を通し、取り分ける |
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グラタン |
コンロで具材を調理し、オーブンで仕上げる |
28cmは、主菜を重ねず並べる広さを重視する方に向くサイズです。一方、スープやカレーの作り置きが中心なら、深さのあるココットも比較候補になります。人数だけで決めず、普段焼く肉や魚を何枚並べたいかで考えると選びやすくなります。オーブン料理では取っ手を含む幅と高さを庫内で確かめてください。
基本の使い方
使い始めは付属品を外して洗う
シールやリボン、緩衝材などをすべて外し、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗って水気を拭き取ります。ふたのつまみに緩みがないかも確認します。シーズニングは毎回必要な作業ではありません。内面の艶が少なくなったときなどに、メーカーの手順で食用油をなじませます。
油を入れてゆっくり温める
焼き物では油を入れ、弱火から中火でゆっくり温めます。強火やIHの急速加熱で一気に温度を上げず、鍋が温まったら火を弱めて調整します。水分を拭いた食材を並べ、表面が焼き固まる前に無理にはがさないことも焦げ付きを抑えるコツです。
焼いたら煮汁を加え ふたをして仕上げる
焼き色が付いたら野菜や煮汁を加え、ふたをして弱火で加熱します。少ない水分で蒸し煮にする場合は、途中で水分がなくならないよう状態を見ます。無水調理も食材選びと火加減が大切で、水分の少ない食材では水やだしを補います。
メリットと購入前に知っておきたい注意点
メリットは、焼く・蒸す・煮込む工程をひとつの鍋で進めやすいこと。平たく並べた食材を返しやすく、鍋ごと出せば盛り付け直す手間も減らせます。すでに深型ココットを持っている場合は、主菜を焼いて仕上げる鍋として使い分けしやすい形です。
注意したいのは重量です。28cmは公式値で約5.22kgあり、食材を入れるとさらに重くなります。片手であおる使い方には向かず、洗うときや収納するときも両手で支える必要があります。取っ手とつまみも熱くなるため、乾いたミトンを使ってください。
外形は長さ36.1cmです。コンロの隣の鍋や収納棚との干渉、シンク内で洗えるかも購入前の判断材料になります。ホーローは衝撃や急冷で傷むことがあるので、金属製のヘラで強くこする使い方や、熱い鍋に冷水をかける行為は避けます。

ふたを閉めた状態。収納時はハンドルを含む外形を確認します。
24cmやピコ ココットとの違い
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比較項目 |
ブレイザー24cm |
ブレイザー28cm |
ピコ ココット24cm |
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容量 |
2.4L |
3.7L |
3.7L |
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重量 |
約3.90kg |
約5.22kg |
約4.63kg |
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ふたを除く高さ |
7.0cm |
7.6cm |
10.5cm |
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外形の長さ |
31.7cm |
36.1cm |
30.3cm |
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選び方 |
広さと取り回しを両立 |
主菜を広く並べたい |
深さを使う煮込み中心 |
同じ3.7Lでも、ブレイザー28cmとピコ・ココット24cmでは形が違います。肉や魚を広げて焼きたいならブレイザー、汁気の多い煮込みや深さを使う料理が中心ならココットが選びやすいでしょう。ブレイザー24cmは28cmより軽く小さいため、収納や洗いやすさを重視する場合に比較したいサイズです。
おすすめできる人と別の商品も検討したい人
ブレイザーソテーパン28cmは、煮込みハンバーグや鶏肉の蒸し煮をよく作る方、鍋をそのまま食卓へ出したい方、深型ココットに加えて浅型の鍋が欲しい方に向いています。厨房では、少量の主菜を焼いてソースと仕上げる用途を考えやすい一方、回転数や持ち運びの多い作業では重量も判断材料になります。
軽さを最優先する方や、鍋をあおって炒めたい方は軽量なフライパンを、スープや大量の作り置きが中心の方は深型鍋を比較してください。少量の副菜を作る機会が多い場合は24cmも候補になります。
お手入れと長く使うためのポイント
調理後は自然に冷ましてから、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、水分を拭き取ります。特に鍋やふたの縁は水分を残さず、しっかり乾燥させて収納します。焦げ付きを金属たわしで削り落とすことは避け、水でふやかしてから落とします。頑固な汚れにはメーカーが案内する重曹を使った方法があります。
内面が白っぽく乾燥したときは、洗って乾かした鍋に食用油を薄く塗り、ごく弱火で3〜4分なじませます。冷めてから余分な油を拭き取ってください。油を煙が出るまで焼く必要はありません。食器洗い機には対応していますが、メーカーは色と風合いを保つため手洗いをすすめています。
よくある質問
IHで使えますか
100V・200VのIHに対応しています。28cmの底径は公式値で22.2cm。IH機器が指定する鍋底径の範囲を確認し、弱めの火力から加熱します。
オーブンで使えますか
使用できます。公式の商品説明ではつまみの対応温度を250℃までと案内しています。ふたを含めた使用は250℃を上限の目安とし、付属説明書の条件を優先します。電子レンジには使用できません。
水を入れずに調理できますか
水分の多い野菜を使う蒸し煮などで、加える水分を抑えた調理ができます。ただし水分が完全になくなる加熱は避け、食材や料理に応じて少量の水やだしを加えます。
28cmは何人分に向きますか
主菜か副菜か、食材を何枚並べるかによって変わります。ハンバーグや切り身を並べる料理では、個数と大きさを基準に選びましょう。容量だけで一律に人数を決めず、重さと収納場所も合わせて判断してください。
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まとめ
ストウブのブレイザーソテーパンは、食材を広く並べて焼き、そのままふたをして仕上げる料理に使いやすい浅型鍋です。28cmは主菜を並べる広さが魅力で、深型ココットとの使い分けもしやすいサイズ。一方で約5.22kgの重さと36.1cmの外形があるため、洗う・運ぶ・しまう動作まで考えて選ぶことが大切です。普段作る料理とキッチンの広さを照らし合わせ、24cmとも比較してみてください。





